日本ファシリテーション協会 北海道支部様の 2025年10月度セミナーにて、 「ファシリテーション」をテーマに、弊社代表の齋藤 厚作が講師としてワークショップ登壇いたします。 ...
【実績】日本ファシリテーション協会 北海道支部 × 「手を動かしながら学ぶファシリテーション4つのスキル」|レゴ®シリアスプレイ® メソッドと教材を活用したワークショップ
2025年10月4日、日本ファシリテーション協会 北海道支部主催の定例会にて、レゴ®シリアスプレイ®(LEGO® SERIOUS PLAY®)メソッドと教材を活用した「手を動かしながら学ぶファシリテーション4つのスキル」ワークショップを、LEAP ARROWSがファシリテーターとして実施しました。
概要
本ワークショップは、ファシリテーションにおける「4つのスキル」 場のデザイン/対人関係/構造化/合意形成 を体験的に理解することを目的に設計しました。
レゴ®シリアスプレイ®を用いて、参加者自身の現場感覚や価値観を可視化し、ファシリテーションの構造と本質を立体的に捉えることを目指しました。
ワークショップの様子
当日は、15名のファシリテーターが参加(内:オンライン1名)。
個々の経験をもとに、4つのスキルをテーマにしたレゴ®ブロックでモデルを構築しました。
合計60点の作品が生まれ、全員のモデルを並べながら、「他の人はどんな価値観でこのスキルを捉えているのか?」を語り合いました。
セッションの最後には、Fun / Done / Learn のフレームを用いてふりかえりを実施。
(※Fun / Done / Learn とは、「楽しかったこと(Fun)」「できたこと(Done)」「学んだこと(Learn)」を整理するふりかえり手法です。)
参加者からは「自分のファシリテーション観を再定義できた」「問いの設計を見直すきっかけになった」などの声が寄せられました。
ファシリテーションの意図と学び
このプログラムでは、参加者が「ファシリテーションを抽象的概念ではなく、構造的なスキルとして可視化」することができました。
また、作品を介して他者の現場感覚や価値観を共有することで、“多様なファシリテーション観の共創”が実現しました。
レゴ®シリアスプレイ®は、「対話の質を深める構造化ツール」として有効であることを改めて確認できたセッションでした。
今後の展望
本ワークショップは、レゴ® シリアスプレイ® メソッドと教材を活用したファシリテーション領域での実践的取り組みの一例です。
LEAP ARROWSでは、こうした現場協働を通じて、対話支援や場づくりへの応用の幅を広げています。