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教育機関 × 「“誰”に“どんな価値”を届けたいか」|レゴ®シリアスプレイ® メソッドと教材を活用したワークショップ

2024年11月7日、レゴ®シリアスプレイ®(LEGO® SERIOUS PLAY®)メソッドと教材を活用し、教育機関における新規事業開発プログラム内の「“誰”に“どんな価値”を届けたいか」をテーマにしたワークショップに、ファシリテーターとして協力しました。

 

概要

本ワークショップは、新サービス開発を進める企業チームを対象に実施され、メンバー間での価値観共有と顧客理解の深化を目的としています。

参加者は、部署や立場の異なるメンバー同士がチームを組み、レゴ®ブロックを使って「届けたい価値」を形にしながら、アイデアの本質を立体的に探りました。

 


ワークショップの様子

セッション冒頭では、ブロックを使った自己紹介からスタート。
それぞれが「自分の仕事で大切にしている価値」「理想とする顧客像」をモデル化することで、メンバー同士の理解が自然に深まっていきました。

中盤では、「“誰”に“どんな価値”を届けたいか」という問いに対して、各チームがブロックを使って“価値提供の構造”を表現し、具体的な顧客像と提供価値を可視化しました。

参加者がLEGO®ブロックで作品を制作している様子。テーブルに多様なパーツが広がり、活発な対話が行われている。発表の様子。参加者が制作したLEGO®モデルを前に、自分たちのアイデアや価値観を共有している。

作品展示・共有

制作したモデルはチームごとにまとめられ、「共感を生む体験づくり」「信頼を築く関係性」「新しい価値を共創する仕組み」など、多様な方向性のアイデアが生まれました。

展示されたモデルを囲みながら、各チームが順に発表を行い、他チームの視点を交えながら自らの価値定義を深めていく姿が印象的でした。

LEGO®ブロックのモデル作品クローズアップ。チームごとのアイデアが形となり、価値提供の構造が表現されている。複数のチームがテーブルを囲み、ブロックを使ってディスカッションしている様子。

 

ファシリテーションの意図と学び

今回のファシリテーションでは、「ことばになる前の思考を引き出すこと」を重視しました。
レゴ®シリアスプレイ®を通して、各参加者が“自分が大切にしている価値”を具体的に形にすることで、
普段の会話では出てこない発想や感情をチーム内で共有することができました。

また、チームごとのモデルを見比べることで、「同じテーマでも価値の捉え方が全く異なる」ことを実感
多様な視点を重ねることが、新しいサービスや事業の着想につながることを再確認しました。

今後の展望

本ワークショップは、レゴ®シリアスプレイ®を通じて新規事業開発における“価値定義”を可視化する実践です。
LEAP ARROWSでは今後も、教育機関・企業・行政との連携を通じて、“共創を促すファシリテーション”の実践を拡張していきます。

また、今回のように多様な立場のメンバーが“考えを形にして共有する”ことで、組織の創造性を引き出す仕組みづくりを支援していきます。

※本イベントは、教育機関が主催するワークショップであり、LEAP ARROWSはファシリテーターとして協力しています。
掲載画像は、個人が特定されない範囲で撮影・加工を行っています。