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地方自治体 × 「まちを考える」|レゴ®シリアスプレイ® メソッドと教材を活用したワークショップ

2025年9月6日、レゴ®シリアスプレイ®(LEGO® SERIOUS PLAY®)メソッドと教材を活用し、地方自治体における「まちを考える」をテーマにしたワークショップに、ファシリテーターとして協力しました。

 

概要

会場には、高校生・大学生・社会人など、幅広い世代の参加者が集まり、「自分たちにとって魅力的なまちとは?」をテーマに、対話と創造を通じて新しいアイデアを共有しました。

この取り組みは、地元高校生の提案をきっかけに実現した「まちづくりワークショップ」の一環として行われたものです。
参加者は、レゴ®ブロックを用いて“自分たちの理想の公園”を表現し、地域の未来について考える時間を過ごしました。

 


ワークショップの様子

参加者はまず個人ワークで「自分にとってのまちの魅力」を形にし、その後グループでモデルをつなぎ合わせながら、「まちの未来像」を共創するプロセスを体験しました。

作品制作を通じて、「自然と人が共にあるまち」「多世代が集える空間」「安心して過ごせる場所」など、それぞれの想いがブロックの形となって現れました。

 

ワークショップ中の様子。参加者がテーブルに並んでブロックを手に取りながら制作を進めている。

作品展示・共有

後半のセッションでは、各チームが自分たちの“理想のまち”を発表し合い、モデルを通じて地域への想いを語り合いました。
会場には、若い世代ならではの柔軟な発想や、暮らしに根ざしたリアルな課題意識が交差し、活気ある時間が流れました。

作品の展示では、「まちの声を聴く広場」「緑と文化が共存する公園」「人が自然に出会えるまち」など、多様な価値観を反映したブロックモデルが並びました。

 

発表の様子。参加者が前に立ち、自分たちのLEGO®モデルを紹介しながらまちづくりへの想いを語っている。参加者が制作したLEGO®モデル作品のアップ。緑豊かな公園や交流の場など、まちの未来をテーマにした作品が並ぶ。

 

ファシリテーションの意図と学び

今回のワークショップでは、「まちを自分ごととして捉えるきっかけをつくること」を意図してファシリテーションを行いました。
単に“まちのデザイン”を考えるのではなく、そこに関わる人々の想いを可視化することで、参加者自身が地域への当事者意識を育むプロセスを重視しました。

今後の展望

本ワークショップは、地域と住民が協働して未来を描くための対話の場として位置づけています。
LEAP ARROWSでは、今後も行政・教育機関・地域団体と連携し、
“まちづくりの現場における共創型ファシリテーション”の実践を広げていきます。

また、今回の経験から得た知見を活かし、地域活性化や住民参加型プロジェクトの場づくりなど、
人とまちのつながりを強化する支援を継続してまいります。

※本イベントは、地方自治体が主催するワークショップであり、LEAP ARROWSはファシリテーターとして協力しています。
掲載画像は、個人が特定されない範囲で撮影・加工を行っています。