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教育機関 × 「コミュニケーションと創造性の可視化」|レゴ®シリアスプレイ® メソッドと教材を活用したワークショップ

2025年5月22日、レゴ®シリアスプレイ®LEGO® SERIOUS PLAY®)メソッドと教材を活用し、教育機関における「コミュニケーションと創造性の可視化」をテーマにしたワークショップに、LEAP ARROWSがファシリテーターとして協力しました。

 

概要

会場では、学生や社会人、教職員など多様なバックグラウンドを持つ参加者が一堂に会し、
対話を通じて自分自身の“伝える力”と“聴く力”を立体的に見つめ直す時間を共有しました。

ワークショップは、コミュニケーションの基礎を再考するトークセッションと、レゴ®ブロックを用いた対話型のワークで構成。
「言葉だけでは伝わらない想い」をブロックで形にしながら、自身の価値観や他者理解を深めていくプロセスを体験いただきました。


ワークショップの様子

参加者は初対面同士のグループで「自分にとってのコミュニケーションとは?」という問いに取り組み、思考を可視化することで、発言のきっかけや共感の接点を自然に生み出していきました。

講師によるレクチャーの後、レゴ® シリアスプレイ® を通して制作・共有を行い、各自のモデルを通じて“対話の構造”を再発見する時間となりました。

会場内でワークショップが進行する様子。参加者が円卓で意見を交わし、講師が前方で説明を行っている。

作品展示・共有

セッション後半では、各チームが制作したモデルを並べ、「どんな思いを形にしたのか」を共有。
作品からは、“聴く姿勢の大切さ”や“自分らしい表現のあり方”など、多様な気づきが生まれました。

参加者が制作したLEGO®ブロックのモデル作品の展示。色とりどりのブロックに、参加者の想いやキーワードが添えられている。

 

ファシリテーションの意図と学び

今回のセッションでは、「立場や経験を超えて“共に考える時間”をデザインすること」を意識してファシリテーションを行いました。
レゴ®シリアスプレイ®のプロセスを通して、普段は言語化しづらい感覚や価値観が立体的に表現され、参加者同士が自然に傾聴し合う空気が生まれました。

また、教育現場という文脈の中で、コミュニケーションを「技術」ではなく「相互理解の実践」として捉える重要性を再確認。
場にいる全員が安心して表現できる環境づくりの意義を改めて感じる時間となりました。


今後の展望

本ワークショップは、レゴ®シリアスプレイ®を通じて「対話と創造のプロセス」を可視化する試みとして位置づけています。
LEAP ARROWSでは今後も、教育機関や行政、企業など多様な現場で、“考える力・伝える力・聴く力”を育むための共創型ワークショップを推進していきます。

また、今回得られた知見を基に、組織開発・人材育成領域への応用や、教育現場におけるコミュニケーション研修など、学びの実践を社会につなげる取り組みを続けてまいります。

※本イベントは、教育機関が主催するワークショップであり、LEAP ARROWSはファシリテーターとして協力しています。
掲載画像は、個人が特定されない範囲で撮影・加工を行っています。